佐藤道也さんと『25ansウエディング ジュエリー号』
アメリカやヨーロッパでは、エンゲージリングは男性がこっそり準備してサプライズで渡すのが一般的ですが、日本の場合はカップルで来店し、ふたりで選ぶケースがほとんどです。そこで2010年は男女2名のモデルさんを使い、よりリアリティのあるロケを行いました。
実はこのモデルのおふたりは、実生活でも恋人同士。素敵なリングをつけて嬉しそうな彼女に向かって、「もっと大きなダイヤモンドをおねだりしてもいいのよ」などと外野が冗談を言い、男性モデルが困り果てる、といったシーンもあって、笑い声の絶えない撮影となりました。「マリッジリングは男性主体で選べ」という佐藤さんの持論も、カップルの起用でより詳しく説明することができ、充実の誌面になったと思っています。
また、同じ号の『マリッジリング白書』という企画のなかでも、佐藤さんがマリッジのディテール別にふたりのコーディネイトを解説するページがあり、ジュエリー シュガーのマリッジが大々的に紹介されました。
マリッジリングは毎日つけるものなので、きちんとした太さと、ある程度の強度が必要なのだそうです。特に男性は外でつけている時間が長いので、貧弱なものを買うと電車のつり革などをつかむうちに、曲がってしまうこともあるといいます。
「一日の終わり、終電間際の混んだ電車のなかで、仕事に疲れた彼が、曲がったマリッジをしてつり革をつかんでいるなんて、想像しただけで泣けてきます」 だからマリッジはデザインばかり重視せず、男性が長くつけたいと思えるような上質なものを選んでほしい。これは佐藤さんの切なる願いといえそうです。
井出千昌


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