佐藤道也さんと『25ansウエディング ジュエリー号』
「ブライダルリング選びは、結婚を決めたおふたりが最初にされる共同作業。大切なのは、『楽しいことをしているのだ』という自覚を持たれることです」
これはオーナーの佐藤さんが『25ansウエディング』の読者に向けて、ずっと言われ続けているメッセージ。佐藤さんはなぜ、このメッセージの発信にこだわるのでしょうか。
リング選びは楽しい作業のはず。けれど多くの女性は、自分が描いてきたジュエリーの夢をエンゲージリングで完結させようとし、男性は現実的な予算を言い出せなかったりして、ふたりの関係がギクシャクしたり、ときには険悪なムードになってしまうこともあるのだそうです。
2014年のジュエリー号では「実践編」と称し、実際にお店を訪ねた際に役立つ情報を教えていただきましたが、パートナーである男性に、ブライダルリングに対する女性の夢を理解してもらえたら、という思いから、「彼として覚えておきたい6つのポイント」というページを設けました。
予算の伝え方や来店時の態度など、もめ事を回避するための的確なアドバイスは、どれも男性に知っておいてもらいたいものばかり。さまざまなお客さまに対応してきた一流ジュエラーならではの言葉を、ぜひ読んでいただけたらと思います。
また、男性のなかには「僕はマリッジリングなんて、どうせつけないよ」と言われる方もいて、そんな言葉に傷ついてしまう女性も多いようです。けれど佐藤さんは「そんな場合は、自分のためのリングを2つ選ぶ気持ちでマリッジを探せばよいのです」と提案。エンゲージとの3連コーディネイトを紹介してくださいました。確かに、彼がつけないなら、結婚式のあとはサイズを直して自分のリングにできるのですから、かえってラッキーではありませんか?
どんな状況も悪くとらえれば落ち込む一方ですが、ポジティブに考えればいくらでも楽しむことができる。これはその後の結婚生活にも活かせる、素敵な教訓だと思います。
井出千昌


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