佐藤道也さんと『25ansウエディング ジュエリー号』
今年も『25ansウエディング ジュエリー号』が発売になりました。
読者に向けて、ブライダルリング選びのポイントや基礎知識を発信し続けて15年。佐藤さんのページは不動の人気で、読者アンケートの人気投票でも、常にトップに位置しています。
佐藤さん自身、内心では「これだけ長く続けていると、さすがにもうお話しすることはないだろう」などと思われていたようですが、この15年で、ブライダルシーンやエンゲージリングの使い方にも、様々な変化がありました。そして今号でも新たに加えたい項目が登場し、「やっぱりまだまだあるものですね」と、取材中に担当者とふたり、笑い合ったのでした。
追加した項目の中から今回ご紹介したいのは、エンゲージリングのリフォームについてです。
佐藤さんは常々「エンゲージは記念の品だから、むやみに手を加えるべきではない」とおっしゃってきました。特集の中でも、年齢を重ねてボリュームが欲しくなったなら、サブリングをプラスしてもり立てることを提案してきましたが、例えば結婚10周年で気持ちを新たにしたい、単体でも今の年齢に沿うような華やかさが欲しいといった場合は、彼とよく相談してリフォームすることを選択肢に入れてもよいのではないか、というご提案がありました。
リフォームには既存のアームを利用して作るセミオーダーと、センター石だけを残して新たに作り直すフルオーダーとがあります。
特集で紹介したのは、シンプルな立て爪リングのセミオーダー例。メレが並んだアームにセットし、センター石もメレで囲んでボリュームを出した逸品です。
セミオーダーならフルに比べて2〜3割安くできますし、試着が可能で賭け的な要素がない点も安心。既成のアームに気に入ったものがあるなら、絶対におすすめです。
最近は「どうせつけないからいいの」と、中途半端なリングを購入する人もいるようですが、つけないことを前提に高いお買い物をするなんて、これほど意味のないことはありません。
小誌の人気投票で佐藤さんの特集が常にトップにくるのは、『25ansウエディング』の読者には「一生を共にするリングを選びたい」という気持ちがあるからだと自負しています。
サブリングでもり立てる。気持ちを新たにリフォームする。
どちらにしても、そうして長く使われ、愛され続けるダイヤモンドは、つくづく幸せな石だな、と思います。
井出千昌


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