ジュエリーシュガー

究極の一本
“本当に自分に似合う”リングを
探し出すには?

いよいよあなただけにふさわしい「究極の一本、運命のリング」の探し方です。あなたの外見、好み、雰囲気・・・。そのいずれにもしっくりとなじむ、すべてにおいてバランスのよいリングは、こうして見つけ出しましょう。

体型ではなく、骨格にあったリングを探すべし

自分にはどんなリングが似合うのか・・・。そのいちばんの決め手となるのは骨格です。骨太の方にはある程度ボリュームがあるもの、骨細の方には繊細な印象のものが似合います。将来体型が変化しても骨格は変わりません。体重が増えても、骨太の方は筋肉質な感じに、骨細の方はポッチャリと可愛らしい感じになりますので、体重の増減で購入した指輪が似合わなくなる心配はありません。似合うリングを具体的に挙げると、骨太の方にはちょっと四角張った、角の出たアームが似合います。丸いアームを選ぶなら、量感があって中高のものがおすすめです。骨細の方には、丸くて優しい印象のアームがよいでしょう。幅のあるものが好みなら、細いアームが3本合わさったようなデザインなら繊細感が出ます。お店の人とよく相談し、絞り込んでください。

全身を見ずに判断するべからず

試着するときは、大抵の人が指輪をはめた手を上から見て判断しようとしますが、実際のシーンで、指にはめたリングが真上から見られることは少ないものです。試着の際には手もとを上から見るだけで判断するのではなく、はめた手を胸もとに置いて鏡に映し、客観的な目で判断してください。 また、必ず姿見に全身を映して、トータルな雰囲気もチェックしましょう。指輪というのはごく小さなものですが、相性のよしあしが全体に与える影響は意外に大きいと心得てください。手もとを見て似合うと思って、引いて全体を見ると「何だか自分らしくない」と感じることもあります。

自分らしさを引き出すために、甘辛バランスを考えるべし

甘いテイストの人が甘いリングをつけるのはショートケーキにお砂糖をかけるようなもので、いかにもトゥーマッチ。逆にうんと辛口な人のシャープなリングというのも、近寄りがたい雰囲気になってしまいます。けれどやはり好みはありますので、例えば甘口な人が「辛めのものはどうしても好きになれない」という気持ちもわかります。そういう場合はデザイン的には辛口だけれど、アームに丸みがあって甘さが感じられるというような「どこかに甘さがあるもの」を選べばよいのです。もちろん逆もしかりです。要は、好みの基本に対してちょっと逆の味付けをしたもの、もしくは味つけで自分の好みに近づけたものが、よいバランスを生むということです。 ジュエリー初心者は、ともすればリボンだ花だと造形だけを追いすぎますが、リング全体で甘い辛いのニュアンスを見るようにしましょう。ハートという甘い形だって辛口に作るこもできます。いろんな表現方法があることを、覚えておきましょう。

「好き」と「似合う」は別物と心得るべし

美容院で「これと同じにしてください」とカタログを示したのに、完成したら思っていた感じとは違った、という経験はありませんか?顔の輪郭も髪質も人それぞれですから、同じになるほうが不思議なのです。指輪も同様で、「友人の指輪と同じものが欲しい」とか「雑誌で見たあのリングがいい」と的を絞って来店する人がいますが、骨格が違えば似合う指輪も変わります。かたくなにならず、お店の人がすすめるものも試してみて「好き」と「似合う」の違いを実感してください。 以前、非常に辛口なお客さまで、私がおすすめした柔らかい感じのリングを購入された方がいましたが、次に来店されたときにはスーツからシフォンのワンピースに、ガラリと洋服が変わっていて驚きました。このように、リングひとつで今まで思ってもみなかったテイストが生まれ、自分の新しい魅力を発見することもあります。

「出世しないダイヤモンド」選ぶべからず

お母さま世代というのは、とかく「枠なんて二足三文だから、石だけはいいものにしなさい」と言います。しかしご本人がそんな指輪をつけているかといえば、大抵は宝石箱に眠らせているのです。アームの完成度が低い指輪は重量感がなく、サブを合わせたくてもアームの厚みが違って合わせようがありません。リフォームするにしても、婚約指輪はメモリアルのものなので、一からデザインを変えて思い出を消すのはおすすめできません。出生のわからない指輪を扱ってくれる一流店もないので、結局は使い道のないまま終わってしまいます。 このように、枠の完成度が低いものは発展性がなく、そのようなダイヤモンドのことを「出世しない石」と呼んでいます。気の置けない友人や先輩などで「リング選びに失敗した」という方がいたら、意見を聞くのも参考になります。大切なリングを短命に終わらせないためにも、見極めは慎重に。

候補のなかから自分の指の長さを考えて、絞り込むべし

ベーシックな面での決め手は骨格ですが、細かい部分では指の長さも大切なポイントになります。骨格は細くても指が長い人はちょっとごつめのリングも合わせやすく、逆に骨格の太い人でも指が短いなら、ボリュームのあるものが合わせにくいこともあります。そんなときは、例えば、スクエアな印象なものもアームは細めを選び、可憐さをプラスしたほうがよいかもしれません。全体のバランスと骨格を基本にふまえて、微調整していくようにしましょう。これらのことは、意外とお店の人も言わない場合が多いので、覚えておくと応用がききます。